たくさんの自由帳
Androidのお話
たくさんの自由帳
投稿日 : | 0 日前
文字数(だいたい) : 8361
どうもこんばんわ。
ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world- 攻略しました。
序盤の頃が懐かしくなるぐらいにはぜんぜん違う方向に話が進むのね、、評判がよさそうだったので予約してたんですがめちゃよかったです。
次々と新事実が、、、!伏線回収すごい、、色んな方向に話が進んでいくけど最後はちゃんとしてました。
戦闘シーンは毎回ラスボスかよって勢いなので毎回ハラハラさせられる、、、
ヒロインみんなめっちゃかわいい!!!。おすすめです。
↑アリアンナちゃんがかわいいのでぜひ
曲もめっちゃいい!。エンディング曲が気に入りました。オープニング曲のイントロもすき
NewRadioSupporter
バージョンアップをしました。
ソースコードもあるので自信がある方はビルド挑戦してみてもいいかもしれません。
デュアルSIMに対応しました。そんなに難しくなかった、、、
動作確認のためにMNOのオンライン限定プランを契約してみたのですがMNOなのにずいぶん安いですね(感覚麻痺)。
というかテザリング無料なのね、docomo / 楽天 以外は金払わないと使えないのにオンライン限定プランはいいのか、、、? 最近のプランはテザリング無料になったの?
Xperia
で動いたのは確認した。Pixel
でも多分動くと思います。
3.6GHz
未満の周波数の場合に転用5Gと表示するようにしました。
あともう一つ、私もXperiaで使うまで知らなかったのですが Snapdragon 搭載端末で動いてませんでした。
たまたまGoogle Pixel
で動いてただけでした、、、、
アプリを出してから一年ぐらい経ちますが気づきませんでしたごめんなさい。
今回はこれらの実装方法でもつらつらと
電波アイコン(アンテナピクト)の隣にある、5G
アイコン(RAT表示
)が何を指しているのかを判定するアプリです。
実はこれ5G
につながって無くても5G
って表示することがあり(!?)、本当に5G
に接続しているのか判定するアプリになります。
以下の判定機能があります。
5G
は4G
基地局が無いと動かない。連動している(ノンスタンドアローン方式)4G
基地局とつながった際に、5G
基地局の存在が通知される5G
基地局の電波は届かず4G
にのみ接続される。4G
基地局から5G
の存在が通知されているため、RAT表示が5Gになる。(実際は4G
に繋がっているのに!)4G
扱いだが、RAT表示だけ5G
に上書きする処理のようです。TelephonyManager
の挙動がよく分からない、、、5G NSA
の場合は内部的にLTE
で扱われてそうな雰囲気がある
SIM ステータス
ダイアログ(デバイス情報から見れる) のところのソースコードを眺める
5G SA
を提供してるのはドコモだけ?(しかもエリアも少ない)SubscriptionManager
を使うことで、端末に入ってるSIMカード
の情報とか取れます。
データ用 / 通話用 のSIMカードがどれかを取得できたりします。
また、SubscriptionInfo#getSimSlotIndex
で取得できる値を利用することでSIMカード
を指定したTelephonyManager
のインスタンスが作成できます。
これでSIMカード
別のEARFCN
とかが取得できるようになります。
// データ用SIMカード
val subscriptionManager = getSystemService(Context.TELEPHONY_SUBSCRIPTION_SERVICE) as SubscriptionManager
val dataUseSimSubscriptionId = SubscriptionManager.getActiveDataSubscriptionId()
val dataUseSim = subscriptionManager.getActiveSubscriptionInfo(dataUseSimSubscriptionId)
textView.text = "データ通信に指定されたSIMカードのキャリア名 = ${dataUseSim.carrierName}"
// SIMカードを指定した TelephonyManager を作成する
val dataUseTelephonyManager = (getSystemService(Context.TELEPHONY_SERVICE) as TelephonyManager).createForSubscriptionId(dataUseSim.subscriptionId)
dataUseTelephonyManager.requestCellInfoUpdate(mainExecutor, object : TelephonyManager.CellInfoCallback() {
override fun onCellInfo(cellInfo: MutableList<CellInfo>) {
// EARFCN の取得など...
}
})
なんか取れない時があったので、確実に取得したい場合はSubscriptionManager#addOnSubscriptionsChangedListener
でコールバックを購読するのがいいと思います(多分?)
val subscriptionInfoCallback = object : SubscriptionManager.OnSubscriptionsChangedListener() {
override fun onSubscriptionsChanged() {
super.onSubscriptionsChanged()
// 更新されたら呼ばれる
subscriptionManager.activeSubscriptionInfoList
}
}
subscriptionManager.addOnSubscriptionsChangedListener(context.mainExecutor, subscriptionInfoCallback)
私も最初はn20
とかが転用5Gで、n77
以上を新周波数の5Gだろ~wwとか思ってたのですが、どうやら違うみたいで転用5Gでもバンドがn78
とかになるみたいです。
n78
の範囲は3.3GHz ~ 3.8GHz
までなのでバンドを見るだけでは転用5Gの判定ができない。(5G専用周波数が3.6GHz
からなので、、、)
多分周波数が3.6GHz
未満の5G
を転用5G
って言うと思う、、、ので、まず周波数を取得します。(どうでもいいけど5G専用周波数(新周波数)を3.7GHz帯
とか言うらしいんだけど、実際は3.6GHz
からっぽいです。)
もしかするとこれは日本だけかもしれない。
参考:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/keyword/1223471.html
話を戻して、周波数を取得する方法ですが、残念ながらこれも一筋縄では行きません(getFrequency()
みたいなメソッドはない。)
じゃあどうするんだって話ですが、NRARFCN
から計算をすることで、周波数(3.6GHz
)みたいな値を出すことができます!!!
その計算式がここの資料に書いてある:3GPP TS 38.104 5.4.2.1
はい。単位は MHz になります。
必要な値はNRARFCN
のみで、あと必要な値は以下の表から持ってきます。
FREF = FREF-Offs + ΔFGlobal (NRARFCN – NREF-Offs)
NRARFCN の範囲 | ΔFGlobal (MHz) | FREF-Offs (MHz) | NREF-Offs |
---|---|---|---|
0 から 599999 | 0.005 | 0 | 0 |
600000 から 2016666 | 0.015 | 3000 | 600000 |
2016667 から 3279165 | 0.060 | 24250.08 | 2016667 |
(ソース:3GPP TS 38.104 Table 5.4.2.1-1: NR-ARFCN parameters for the global frequency raster)
例えばNRARFCN
が643334
だった場合は、
上の表を使い、NRARFCN の範囲
から600000 から 2016666
に該当します。あとは横になぞってΔFGlobal (MHz) = 0.015 / FREF-Offs (MHz) = 3000 / NREF-Offs = 600000
がそれぞれ判明します。
あとは公式に当てはめます。
FREF = FREF-Offs + ΔFGlobal (NRARFCN – NREF-Offs)
3000 + 0.015 (643334 – 600000) = 3650.01
というわけで周波数は3650.01 MHz
、多分新周波数の5G
になります。
同じn78
でも転用5Gの可能性があるNRARFCN
が635424
も計算してみましょう。
こちらも同様、上の表を使いNRARFCN の範囲
から600000 から 2016666
に該当し、横になぞってΔFGlobal (MHz) = 0.015 / FREF-Offs (MHz) = 3000 / NREF-Offs = 600000
が判明して、
FREF = FREF-Offs + ΔFGlobal (NRARFCN – NREF-Offs)
3000 + 0.015 (635424 – 600000) = 3531.36
3531.36 MHz
になりました。これは多分転用5Gになります。au
のものですが、3.5GHz
は4Gと同じ旨がエリアマップのところに書いてあるので多分正解でしょう。
Kotlinの機能を使って楽をしていますが、特に難しいことはしていないので他の言語でも簡単に作れると思います。
/**
* NRARFCN から 周波数を求める。
* 計算式は「3GPP TS 38.104 5.4.2.1」を参照してください。
*
* @return 周波数。単位は MHz 。3600とか。
*/
fun toFrequencyMHz(nrarfcn: Int): Float {
// 計算に必要な、 FREF-Offs / FGlobal / NREF-Offs を NRARFCN から出す
// 資料では FGlobal は kHz だが、 MHz に合わせるため変換している
val (FGlobal, FREFOffs, NREFOffs) = when (nrarfcn) {
// 3 GHz 以下
in 0..599999 -> Triple(0.005f, 0f, 0)
// 3 GHz から 24.25 GHz
in 600000..2016666 -> Triple(0.015f, 3000f, 600000)
// 24.25 GHz 以上
in 2016667..3279165 -> Triple(0.060f, 24250.08f, 2016667)
// ありえないので適当にreturn
else -> return -1f
}
// FREFOffs + FGlobal( NRARFCN - NREFOffs ) の計算をする
val frequencyMHz = FREFOffs + ((FGlobal * nrarfcn) - (FGlobal * NREFOffs))
// 小数点第二位までにする
return "%.2f".format(frequencyMHz).toFloat()
}
こんな感じに使えます
override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
super.onCreate(savedInstanceState)
// 省略...
val telephonyManager = getSystemService(Context.TELEPHONY_SERVICE) as TelephonyManager
telephonyManager.requestCellInfoUpdate(mainExecutor, object : TelephonyManager.CellInfoCallback() {
override fun onCellInfo(cellInfo: MutableList<CellInfo>) {
// 5G のみ
val info = cellInfo.filterIsInstance<CellInfoNr>().firstOrNull() ?: return
val cellIdentityNr = info.cellIdentity as CellIdentityNr
val frequency = toFrequencyMHz(cellIdentityNr.nrarfcn)
println("""
NRARFCN = ${cellIdentityNr.nrarfcn}
周波数 = ${frequency}
""".trimIndent())
}
})
// I/System.out: NRARFCN = 635424
// I/System.out: 周波数 = 3531.36
}
/**
* NRARFCN から 周波数を求める。
* 計算式は「3GPP TS 38.104 5.4.2.1」を参照してください。
*
* @return 周波数。単位は MHz 。3600とか。
*/
fun toFrequencyMHz(nrarfcn: Int): Float {
// 計算に必要な、 FREF-Offs / FGlobal / NREF-Offs を NRARFCN から出す
// 資料では FGlobal は kHz だが、 MHz に合わせるため変換している
val (FGlobal, FREFOffs, NREFOffs) = when (nrarfcn) {
// 3 GHz 以下
in 0..599999 -> Triple(0.005f, 0f, 0)
// 3 GHz から 24.25 GHz
in 600000..2016666 -> Triple(0.015f, 3000f, 600000)
// 24.25 GHz 以上
in 2016667..3279165 -> Triple(0.060f, 24250.08f, 2016667)
// ありえないので適当にreturn
else -> return -1f
}
// FREFOffs + FGlobal( NRARFCN - NREFOffs ) の計算をする
val frequencyMHz = FREFOffs + ((FGlobal * nrarfcn) - (FGlobal * NREFOffs))
// 小数点第二位までにする
return "%.2f".format(frequencyMHz).toFloat()
}
簡単に言うとGoogle Tensor
とQualcomm Snapdragon
でTelephonyManager#getAllCellInfo
関数の返り値が違う(コールバック版もそう)のが原因でした、、、
5G の ノンスタンドアローン (NSA) 方式の場合に挙動が違うっぽい
TelephonyManager#getAllCellInfo
の返り値が
[CellInfoNr]
[CellInfoLte, CellInfoNr...]
で、このアプリはCellInfoNr
が配列の最初に入ってる前提で動いてたので、スナドラ端末の場合で全滅します。(Google Pixel
で動けば他でも動くやろと思ってた)
どっちが正解なのかは分からないのですが、、、5G ノンスタンドアローン(NSA) 方式
の場合は4Gにも接続しているはず?なのでCellInfoLte
が配列に入ってないとおかしい気がします、、、。
修正としては、最初の要素ではなくCellInfoNr
を配列の中から探すように修正しました。
/** 実際の状態 */
override fun onCellInfoChanged(cellInfo: MutableList<CellInfo?>) {
- // 機内モードから復帰時などにすぐ開くとなんか落ちるので
- tempBandData = cellInfo.getOrNull(0)?.let { convertBandData(it) }
+ // CellInfoNrを探して、もしない場合は 4G にする
+ // Qualcomm Snapdragon 端末 と Google Tensor 端末 で挙動が違う
+ // Google Tensor の場合は配列の最初に CellInfoNr があるみたい。
+ // Qualcomm Snapdragon の場合、配列のどっかに CellInfoNr があるみたい。
+ // で、 Qualcomm Snapdragon の場合で CellInfoNr が取れない場合がある( CellSignalStrengthNr だけ取れる。バンドとかは取れないけど5Gの電波強度が取れる?)
+ // ない場合は 4G か アンカーバンド?
+ tempBandData = cellInfo.filterIsInstance<CellInfoNr>().firstOrNull()?.let { convertBandData(it) } ?: cellInfo.firstOrNull()?.let { convertBandData(it) }
sendResult()
}
手持ちに端末がないのでなんとも言えないのですが、5G スタンドアローン(SA) 方式
の場合はスナドラ端末でもCellInfoNr
しか配列に入らないはず???なので動いてたかもしれません。
5G NSAが特殊すぎるんや、、、
Qualcomm Snapdragon
の端末の場合でかつ古めの端末?理由は分からないのですが、5G
に接続していてもCellInfoNr
が取得できないことがあります。(しかし5Gには接続できているようでアンカーバンドではなさそう、もちろんRAT表示
も5G
になってる)
で、いろいろ見た結果 CellInfoNr
は取得できないけど5G
に接続できている場合、CellSignalStrengthNr
が取得できるらしいです(電波強度とかが入ってる)
というわけで、CellInfoNr
が取れず4G
の場合でも、CellSignalStrengthNr
が取れた場合はもしかして5G
の表示にしています。
電波強度だけ取得なので、接続中のバンドとかは4Gのままになります。(マスターノード?プライマリーセル?の情報)
より多くの端末で5Gを検出(検出だけ!)できるようにする場合はCellSignalStrengthNr
のインスタンスが取得できるかどうかを追加するといいと思います(後述)
TelephonyManager#getAllCellInfo
ではなく、TelephonyManager#getSignalStrength
を利用することで5G
かどうかを判定できます。
callbackFlow
便利ですね。
/** 少なくとも 5G に接続している場合は true を返す (アンカーバンド / 4G は false) */
@OptIn(ExperimentalCoroutinesApi::class)
fun collectNrCheck() = callbackFlow {
var tempCellSignalStrength: CellSignalStrength? = null
fun sendResult() {
// Flow で返す
trySend(tempCellSignalStrength != null)
}
val telephonyManager = getSystemService(Context.TELEPHONY_SERVICE) as TelephonyManager
if (Build.VERSION.SDK_INT >= Build.VERSION_CODES.S) {
val telephonyCallback = object : TelephonyCallback(), TelephonyCallback.SignalStrengthsListener {
// 5G に接続しているのにもかかわらず、CellInfoNr が取得できないことがある。が、その場合でも CellSignalStrengthNr が取得できる
override fun onSignalStrengthsChanged(signalStrength: SignalStrength) {
tempCellSignalStrength = signalStrength.getCellSignalStrengths(CellSignalStrengthNr::class.java).firstOrNull()
sendResult()
}
}
telephonyManager.registerTelephonyCallback(mainExecutor, telephonyCallback)
awaitClose { telephonyManager.unregisterTelephonyCallback(telephonyCallback) }
} else {
val phoneStateListener = object : PhoneStateListener() {
override fun onSignalStrengthsChanged(signalStrength: SignalStrength?) {
super.onSignalStrengthsChanged(signalStrength)
tempCellSignalStrength = signalStrength?.getCellSignalStrengths(CellSignalStrengthNr::class.java)?.firstOrNull()
sendResult()
}
}
telephonyManager.listen(phoneStateListener, PhoneStateListener.LISTEN_SIGNAL_STRENGTHS)
awaitClose { telephonyManager.listen(phoneStateListener, PhoneStateListener.LISTEN_NONE) }
}
}
利用側でこんな感じに(別にJetpackCompose
である必要もないですが)
// Flow で 5G かどうかを監視する
val isNewRadio by remember { collectNrCheck() }.collectAsState(initial = false)
Column(
horizontalAlignment = Alignment.CenterHorizontally,
verticalArrangement = Arrangement.Center
) {
if (isNewRadio) {
Text(text = "5Gに接続しています")
} else {
Text(text = "4Gに接続しています")
}
}
一応そーすこーど
https://github.com/takusan23/AndroidNrCheckerMoreDevice
すでに対応済みですが、私は試せてないので本当に検出できてるかは分かんないです、、、(docomoの 5G SA
ってあれドコモ端末だけ?)
AOSPとか眺めてる感じ?TelephonyManager#getDataNetworkType
でNSA / SA
判定が行えるはずです。
どうやらノンスタンドアローン 5G
はAndroid内部では4G
判定らしく、5G
表示を上書きする処理のようです。
/**
* [TelephonyDisplayInfo]と[TelephonyManager.getDataNetworkType]を見て5Gが NSA/SA のどっちで接続されているか判別する
*
* @param telephonyDisplayInfo [TelephonyCallback.DisplayInfoListener]で取れるやつ
* @param dataNetworkType [TelephonyManager.getDataNetworkType]の値
* @return [NrStandAloneType]。5G 以外は [NrStandAloneType.ERROR]
*/
fun convertStandAloneType(telephonyDisplayInfo: TelephonyDisplayInfo, dataNetworkType: Int) = when {
/**
* 5G スタンドアローン形式 (SA)
* [TelephonyManager.getDataNetworkType]が[TelephonyManager.NETWORK_TYPE_NR]を返す
*/
dataNetworkType == TelephonyManager.NETWORK_TYPE_NR -> NrStandAloneType.STAND_ALONE
/**
* 5G ノンスタンドアローン方式 (NSA)
* [TelephonyManager.getDataNetworkType]が[TelephonyManager.NETWORK_TYPE_LTE]を返し(なんと!)、
* [TelephonyDisplayInfo.getOverrideNetworkType]が NR を返す
*/
dataNetworkType == TelephonyManager.NETWORK_TYPE_LTE &&
(telephonyDisplayInfo.overrideNetworkType == TelephonyDisplayInfo.OVERRIDE_NETWORK_TYPE_NR_ADVANCED
|| telephonyDisplayInfo.overrideNetworkType == TelephonyDisplayInfo.OVERRIDE_NETWORK_TYPE_NR_NSA) -> NrStandAloneType.NON_STAND_ALONE
// 5Gじゃない
else -> NrStandAloneType.ERROR
}
/**
* 5Gのネットワーク方式、動作未確認
* Non StandAlone / StandAlone / 5G以外
*/
enum class NrStandAloneType {
/** 5G スタンドアローン形式 */
STAND_ALONE,
/** 5G ノンスタンドアローン形式 */
NON_STAND_ALONE,
/** 5G じゃない */
ERROR
}
リリース後、Kotlin
で書いてある部分でなぜかぬるぽ
で落ちてるんですよね、
そんな ぬるぽ になる場所なんてあったかな、、と思い見てみたのですが、どうやらこれAndroid
が悪いんですよね。
こんな感じに@NonNull
が書いてあるのでnull
が入らないと私もKotlinも思ってたのですが、一部の条件でnull
になるんですよね、、
(一部の条件:再起動したあとすぐ起動するとnull
になる。Issue にちょうどあって再現もした:https://issuetracker.google.com/issues/237308373)
public interface CellInfoListener {
@RequiresPermission(allOf = {
Manifest.permission.READ_PHONE_STATE,
Manifest.permission.ACCESS_FINE_LOCATION
})
void onCellInfoChanged(@NonNull List<CellInfo> cellInfo);
}
Java(AndroidのNonNull)
の場合、@NonNull
はビルド時にnull
の可能性があるときに警告が出る程度なので実際に実行中にnull
になっても、特に何もなく動きます、、、
一方、Kotlin
の場合はAndroid の @NonNull アノテーション
もNonNull
として扱う上、NonNull
の場合実行時もnull
チェックするコードを挿入するため、null
を渡して呼び出した場合は落ちてしまいます。
詳しい話→ http://takusan.negitoro.dev/posts/android_nonnull_annotation_kotlin/
val callback = object : TelephonyCallback(), TelephonyCallback.CellInfoListener {
override fun onCellInfoChanged(cellInfo: MutableList<CellInfo>) {
// ビルド時にここに cellInfo が null ではないことを確認するコードが以下のように挿入される
// Intrinsics.checkNotNullExpressionValue(...)
// cellInfo
}
}
対策としては、Java
でインターフェースを作成し、TelephonyCallback.onCellInfoChanged
を継承して、引数の部分の@NonNull
を@Nullable
に置き換えるようにすると動くはずです。
/** NonNull が付いているが、onCellInfoChanged を null で呼び出す事があるため、Nullable にしたもの */
@RequiresApi(api = Build.VERSION_CODES.S)
public interface NullableCellInfoListener extends TelephonyCallback.CellInfoListener {
@Override
void onCellInfoChanged(@Nullable List<CellInfo> cellInfo);
}
val callback = object : TelephonyCallback(), NullableCellInfoListener {
override fun onCellInfoChanged(cellInfo: MutableList<CellInfo>?) {
// nullable になった
}
}
NSA
の場合CellInfo
が返ってくるかはメーカー次第CellInfoNr
が取れなくてもSignalStrengthNr
が取れる場合があるExynos
で挙動が違うらしい
Google Tensor
もExynos
と同じモデムを使ってたはずなので同じ影響を受けそう感https://github.com/takusan23/NewRadioSupporter
審査提出!
電測APIはAOSPがどうこう、よりもモデムのベンダー次第なところがあるので、Issue Tracker
に書いても多分無理って言われるだけだと思います;;
Xperia
ってSIMピン
なくてもSIMトレーを引き出せるんですけど、これ便利ですね。
au / Softbank が転用5Gしてるせいなのか、はたまた Snapdragon搭載端末 だからなのかは知らないのですが、5Gの掴みがいい気がしました。(Pixelより掴むのかな?)
転用5Gだと少し歩けば掴むので動作確認がずいぶん楽になりますね(ドコモショップにいかなくても済む)
そしてドコモも転用5Gを始めたみたい(公式発表済み、運用も始まってるとかなんとか?)なのですが、なんかドコモ端末以外は接続できないらしい?(私は持ってない)。
しかし噂によると転用でも80MHz
を使うところがあるらしいので結構速そう(新周波数帯の5Gが100MHz ~
なので8割ぐらいは出る?wktk)。
血を見ると力が抜けてくのって気のせいかな